日本海の新鮮な魚介の取扱い、輸出入や加工は島根県浜田市の福田水産株式会社へ

近年豊洲市場をはじめ、食の安全の観点から水産業界は高度衛生化にシフトしています。

浜田では2020年より巻き網漁の荷揚げ場が高度衛生化に対応したものに変わりました。

そして底曳き漁や釣りもの、活魚などの荷揚げ場が今月より試験的に開市となりました！

実際に使ってみた感想は。。。

やはり屋内になったことで鳥の侵入やゴミなどがなくなりとても清潔な印象です！

その他ＬＥＤ電球なので魚の鮮度感や色目が確認しやすくなったこと、雨風・雪を気にせず競りに参加できるなどが改善された点にあげられます！

ただ屋外から屋内になるということは今までよりも競り場が狭くなるということ。

やはり以前に比べリフトの往来や、積み荷の移動がしづらくなりました。

それに加え、積み荷の運搬スペースに運搬車以外の車が停まっていることで駐車しづらく、以前よりもスムーズに魚を持ち帰るのが難しくなった印象です。

これらの要因で底引きの競りが滞ると次に控える巻き網の競りが滞ります。

個人の心がけで改善されるところも大きいと思うのですが、なかなか難しいところです(^^;)

また、高度衛生化＝以前よりもルールが多く、厳格になりました。

それこそ大小連ねるとキリがないほど！

これらを個人がどこまで徹底できるかも大きな課題です。

そんな新市場ですが、やはり変化には課題がつきもの。

使っていくにつれてより良いものになるはず！

底引きは5月いっぱいからお盆明けまで休漁に入ります。

お盆明けからが本格運用になるので、それまでにより良い市場でスタートを切りたいところです！