新着情報とお知らせ
カラスミの原料は何の卵?
2022-12-22
正解はボラの卵です!ボラにも当然オスとメスがいるのですが、オスは白子を持ち、カラスミになる卵はメスにしかついていません。
雌雄の判断は外目では大変難しく、あっさりと腹を開けて見分けるか、お腹を押して肛門から白子が出るか卵が出るかで判断するようです。
地元の目利きの魚屋さんですら「腹を割ってみんと分からんなあ」とのこと。。。まさに宝さがしです!
ボラはあまり好んで食べられる魚ではないため、その価値のほとんどが卵にある魚といっても過言ではありません。
ぱっと見分けがつけば苦労しないのでしょうが、なかなか上手くできた魚ですね(-_-;)
今日はそんなボラの凍結作業を行いました!
魚体のサイズは平均で2.5kgほどとなかなかの大きさなのでコンベアを使うと少々厄介です。
なので今回は鮮魚台を使って人力で箱に収めていきました!
今日の大きさですと一箱につき大体7~9尾ほど入って15~18kgほどの入りです。
ワラサなどと同様に内袋を入れたカートンに収めていきます!
鮮度感も仕立てもばっちりで今回もいい製品になりました!
ちなみにボラは卵だけでなく白子も身も美味しい魚のようで台湾では「その身すべてが宝」と言われているようです。
臭みがあるなどと聞き食べたことがないのでそのうち挑戦してみたいと思います!